~母が決めた親子スペイン留学~

サッカーおバカの息子2人とスペイン語に悪戦苦闘の母

スポンサーリンク

日本語もそこそこの子供が長期留学するのってどうなの?【他国語や日本語、日本の勉強の問題】

こんにちわ〜

kayokana です。

f:id:kayokana:20190702031002p:plain

現在、長男12歳13歳の2年間と16歳の1年間スペイン留学中。(14歳15歳は日本の中学)

次男10歳〜13歳の3年間スペイン留学中です。

『日本語もそこそこの子供が、海外に出て他国語を学ぶのってどうなの?』ってよく聞かれます。

kayokanaの息子共の体験や、友達の体験などから答えていきたいと思います。

子どもの時の長期留学ってどうなの?【スペイン編】

子供の記憶力は素晴らしい。

子供の頭は柔らかく、吸収力、記憶力が半端なくすごいです。

こちらに来て1年後に次男に聞いてみると、スペイン人が話している単語が一つずつ頭の中に入っていくそうです。私の場合、右から左に抜けていくだけですけど、それが左に抜けないで頭の中にとどまっているみたいですね。単語ではなく、1フレーズを覚える事が可能なのですから素晴らしいです(それもスペイン語で...)。

そして、長男の場合、2年間スペインから離れ日本で生活しても、スペインに戻った時はスラスラ会話ができてるのはびっくりですね。子供の記憶力は素晴らしい!

大人には聞き取れない音が聞こえる。

f:id:kayokana:20190702030909p:plain

『子供は大人の聞こえない音が聞こえる。』

よく言われる事ですが、これは本当にそうですね。私の場合、聞こえた通りに発音しているつもりですが、発音ができてないらしく、理解してもらえない。しかし、長男、次男の場合、綺麗に聞き取れる為,スペイン人のマネができる。音で単語を覚えていくと言うことですかね。

コミュニケーションが取れやすい。

f:id:kayokana:20190515023638p:plain

高学年よりも低学年の方が、恥ずかしさも少なく学校やサッカーの子供たちとコミュニケーションが取りやすいです。あまり上手く話せなくてもスペイン人の子供たちはとても優しくお世話好きなので、次男のまわりはいつもスペイン人だらけです。友達と遊びたいのならば、友達を作らないと遊べません。嫌でもスペイン語を聞きかないといけない環境になる為、スペイン語は自然と話せるようになり、スペイン人のコミュニケーション能力の高さが、次男にも身につきます。

大人になった私達には難しい事だと思います。

辞書を使わなくても理解できるようになる。

f:id:kayokana:20190702030836p:plain

ちなみに次男は、スペイン語→日本語の辞書を使った事がありません。なぜ訳さなくてもわかるのか?と疑問に思うのですが、これもコミュニケーションさえ取れればクリアーできるらしいです。

日本人には少ないのですが、外国人は身振り手振りでお話します。お話好きなスペイン人の子供たちも同様、たくさんの単語を使って、身振り手振り、顔の表情を使ってお話してくれます。その為、動詞も名詞も形容詞も全て頭にインプットされる訳です。目で見て、耳で聞いて、口で発する。

子供の発想は素晴らしいですから、わかりやすいのでしょうね。

 スペイン語の文法はわからないが、話せる。

f:id:kayokana:20190522033609p:plain私たち大人は、どうしても文法から入ります。『主語...動詞....えっとー』みたいに。

子どもは間違えてても、なぜか通じる。スペイン人の子供も頭が柔らかいので、間違えたスペイン語を話ししても、頭も中で『この子はなにが言いたいんだ?』と色々考えてくれます。そして、間違えたスペイン語、単語を直してくれて、意味を教えてくれて、発音まで教えてくれて、練習させてくれるのです。

次男は文法なんて全くわかっていませんが、だいたい合ってるんですね。友達が話しているスペイン語が頭に入っていて、スラスラ~としゃべれるんです。感覚で話ができるんです。私からすると、話せるっていいな〜と思います。『文法、間違えたらバカだと思われてしまう!』と思っちゃうので話せないんですね〜。

文法って大事なのかどうなのか、わからなくなります。 

さてさて、いい事ばかりではありませんよ~。

日本語よりスペイン語の方が理解できる。

f:id:kayokana:20190702030532p:plain10歳そこそこで海外に出てしまうと、読めない漢字が出てくる。小学校5年生までの習った漢字は読めるのですが、書くとなると、書けない事があります。

日本語を忘れているわけではなく、スペイン語の方が理解しやすい...らしい。

長男の場合は、中学は日本、高校は日本の通信高校なので、漢字が読めない書けない事はないです。次男だけなのでしょうか...カタカナの『ツとシ、ソとン』を間違えて書いてしまうのは...日本語の勉強も必要ですね。こちらに住んでいる日本人の子供たちは日本からドリルを取り寄せたり、海外でも教材を配送、受講できる日本の塾コースに入会しています。また、夏休みには1ヶ月間日本の小学校に通っている子供達もいます。

www.benesse.co.jp

www.kumon.ne.jp

www.zkai.co.jp

日本の地理、歴史がわからない。

スペインに住んでいると、授業で習うのはスペイン、ヨーロッパの地理、歴史です。

ヨーロッパの国、首都、山、川の名前は完璧に覚えているので、今度日本に帰った時、日本の地図を買ってトイレに貼っておこうと思います。

まとめ

一言で言うと、子供の能力は素晴らしい!

子供の頭の中の引き出しは無限です。増え続けます。減る事はありません。いい事も悪い事も全て吸収します。

年齢が低ければ低い程、言葉も早く覚えます。そしてコミュニケーションも取りやすいです。

友達の5歳のハーフの子供も、お父さんにはスペイン語、お母さんや私には日本語を使い分け、友達にはスペイン語、日本に帰った時には日本語とホント関心してしまいます。

もし、親子留学する場合は、少し日本の教材も持って留学する事も大事ですね!

もし、16歳未満で単独留学する場合は、夏休みなど日本に帰った時は、夏休みの塾などに通うのもいいですね。

もし、18歳以上の場合は、日本語は大丈夫なので、語学を学び、現地の人とコミュニケーションを頑張って取りましょう。