スペインの音楽コンクールはディスコ並み【学校行事】

こんにちわ〜

kayokana です。

昨日、次男の友達のお母さんから、

友:『kayokana、明日、コンサートあるの知ってる？』と...

あったりまえ〜。知ってまーすよ〜。

学校からお手紙きてたし、『何かのコンサートがあって、夕方18時30分に始まるから来れる人、出席者はサインして提出してね！』

って事でしょ。

行かないから、提出してないよ〜。バッチリよ〜！

友:『次男くん、黒の服持ってないでしょ。貸してあげるわよ！』

？？？どうゆう事？行かないって...あれ？コンサートって次男の？学校で？

参加しないといけないやつ？

それとも、次男のコンサート？

もしかして、日本でいう『クラス対抗合唱コンクール』『音楽コンクール祭り』みたいなやつ？

友:『kayokana は17時にお迎えに来なくていいわよ。私の家に連れて帰って、着替えさせて、息子と次男を、学校に18時15分に届けるわ。』

やっぱり。

また、理解し間違えていた。

スペイン語に笑われてる・・・

しかし、いつも、私の間違いを先に気づいてくれる。いつも助けてくれる。いつものお母さん。ありがとう。

私:『もし、お母さんが行く場合は正装な服？』

友:『普通の服でいいわよー。』

待てよ。子供達は黒の服。男の子はネクタイ、女の子はドレスみたいなの着るの？

それに日本の小学校の音楽コンクール、合唱コンクールに行った時、お母さん達『普通の服で行くわよ！そんな綺麗な服持ってないわ〜おほほほほ～』って言いながら...

胸にお花のバッチつけてるじゃない！

なぜにスカーフ？スッチーじゃないよね！

カンカン音なってるわよ。ハイヒールってやつね！

いつも、裏切られる...

ここはスペイン。どっちだろう〜。本当か嘘か。聞いたからには、ここは信用しないとね。友達のお母さんをkayokanaは信じよう。

私だけ浮いてても、日本人、外国人だから『日本はそうなのね』って思われるだけ。

ちょっと、小洒落た感じで...ジーパンに上着。

そして、いざコンサートへ

日本の音楽コンサートって体育館で開催。

こちらのコンサートは、お外、校庭、体操する場所。

それに、次男達、黒の服にネクタイのじゃなくて、ホント黒色の服なのね！

みんな黒のTシャツにジーパン。そんなんでよかったの？

お母さん達も、いつもの普通の服。よかった。

そして、

音楽コンクールって、音楽の教科書に載ってる日本文化〜って曲だったり、大人しめの曲で流行った曲（イルカとかコブクロとか）をイメージしてきたんだけど...

全く違う～

いきなり『 Lady Gaga -bad romance 』嘘でしょ！学校の音楽コンサート。軽音楽部でもないはず。それもドラムに電子ピアノ？木琴に鉄琴？

あれ？あれ？次男いないどこどこ？

ちっこいのが一番後ろで何してる。何の楽器弾いてるの？
マジ！おもちゃの鉄琴？おもちゃ屋で売ってるやつ？サッカーおバカで、音楽は苦手なのは知ってるけど...それにおもちゃの鉄琴弾いてる子、案外いるし...

そして、中1、中2、中3とプログラムは進んでいくが、だんだん選曲がすごくなっていく。

スペインで流行りの曲ベスト3までに入ってるような曲、ディスコでかかっているようなノリのいい曲。

そんな中、抱き合って聞いてる両親もいたり 

定番の窓から鑑賞したり

だんだん身体が動き出し、音楽に合わせて小刻みに動いていく。もう止まらない、膝でリズムをとり、それに合わせてお尻が左右に揺れ、肩が揺れ、もう我慢できない。踊っちゃった！

司会者までも歌い始めちゃった！

 コンサートじゃなくて、最後にはディスコだね！時間が経つごとに、先生も生徒も両親も、みんな踊っちゃう！

ここ、学校、音楽コンサートじゃないんですか〜校長先生まで踊ってますけど...

想像を超えた、身体がシビれる、音楽コンサート。

みんなが楽しめる音楽コンサート。

面白すぎて涙がでる。これ、生演奏のディスコですよ。

日本から10,600km離れたらこーも違うもんだと実感しました。

さすがスペイン！やる事半端じゃないね！

これ、うちの次男の学校だけなのかな？

今度友達に聞いてみよ〜。