次男11歳。山あり谷あり。そして...チーム登録【あきらめなければ、道は開く】
こんにちわ〜
kayokanaで〜す。
2017年7月のこと
スペイン、バレンシアの生活も8ヶ月が過ぎ、学校も夏休みに入り、サッカーも今期の練習が終了し、来年もバレンシアで生活を続けていくかどうかを決める時期が来ました。
振り返ってみると、バレンシアに来て8ヶ月、11歳の次男も様々な壁を乗り越えてきました。
兄姉と別れての生活
共働きの家庭で育った次男は、いつも兄姉の後ろを歩き、助けられ、どこに行くのも3人で行動を共にしてきました。そんな中、バレンシアで母と次男だけの生活に変わり、公園で楽しそうに遊ぶ友達同士や兄弟を見ては涙を流す事もあり、また、大好きだった愛犬とも会えない寂しさから、学校で泣いちゃう事もありました。
初めて兄姉、友達の大切さがわかったんじゃないかなと思います。
一種のホームシック状態ですね。
待った!母が一緒なのに〜
ホームシックになっちゃうものなのぉ〜。
学校での生活
スペイン語、英語を話せない次男は、1日3時間以上通常のクラスではなく、先生と1対1レッスンを受けてました。恥ずかしがり屋、クールな次男は、首を縦横に振ることしか出来なかったみたいです。
クラスの子ども達は、みんな優しくていつも次男のお世話係を交代でやってくれたり、ジェスチャーでスペイン語を教えてくれたり、担任の先生は毎日ほっぺにチュッ!(日本じゃー問題になるぞ!)いつも温かく接してくれました。
そんな先生や友達がいる学校なので、『学校楽しい!スペイン語を覚えて早く日本の事とか話ししたい!』と、学校を嫌いにならなかった事が救いでした。本当にクラスの仲間と先生には感謝してます。まだ、スペイン語は話せてないのですが...
いいな〜いいなっ!
私もその次男の学校に通いたい...
先生と1対1レッスンなんて、それも無料で。
受けたいその授業。
サッカーでの出来事
今期は、チーム登録ができず練習のみの参加になりましたが、いつ登録ができてもいいように、いつ試合に呼ばれてもいいように、ストレス発散する為に、1つ上の学年のチームの練習でもあり、フルパワー全開で挑んできました。
そんな次男にいいニュースが!
クラブの一番偉い人から『トーナメント戦に出てみないか?』と。それも1つ上の学年で。
私たちは一言返事『はい!』
その後、コーチに詳細を聞きに行くと...
『スペイン語を理解できない子にどうやって指示を出すんだ!どんな試合でも子ども達はみんな勝ちたいんだ!僕は次男を使うことができない。』と。あっさり却下(通訳の人お願いしました〜)
それを聞いた私たち、特に次男は初めて言葉の大切さ、コミュニケーションの重要さを知ったのかもしれない。
生まれて初めて最大の壁にぶち当たったのではないだろうか。
よく、
『サッカーするのに、言葉は必要ない!』
と言うが、
嘘だとは思わないが...
コーチの指示がわからなけらば、動けない。
コーチも指示できない。
サッカーは団体スポーツ。
仲間と意思疎通ができない。
などなど...
私も次男も納得、トーナメント戦は辞退しました。
悲しい結末に。
私より、次男は相当、悔しい思いをしたのではないかと思います。
11歳にしては、キツイなぁ〜。
スペイン人はっきり言いすぎ〜。
そして、私たちは成長する!
山あり谷ありの8ヶ月。
良い事も悪い事も、経験した事は、1つ1つ意味があり、将来何かに繋がっていると思う。
来期も
学校生活、大丈夫?
スペイン語を話す事ができるの?
サッカーも練習のみでも大丈夫?
試合でれなくても大丈夫?
次男と何度も相談した結果、
『こっちにいる!』
『まだ友達と喋ってないから』
よく言ってくれた!よく残る事を決めてくれた!
ママも、全く話せてないし、スペイン人の友達いないもん。
こんなんじゃ〜帰れな〜い。
そして、学校に『来期もお願いします。』
サッカーチームに『来期もお願いします。』
と伝えに行った。
サッカーチームのお偉いさんから、
『チーム登録できるかわからないけど、今すぐ書類を全て用意して持ってきてくれる?一度やってみよう!』
え〜何が起こってるの?
突然〜。
母は、書類を集める。
日本からも書類を送ってもらう。
今まで以上に必死になって、書類を作る!
チーム登録できる保証はないが、
やれる事は全て最大限までやってやる。
最後の最後まであきらめない。
1つのチャンスを無駄にしたくない。
泣いた事の方が多かった次男と母の8ヶ月。
絶対、来期はもっと笑って楽しもう!
母は頑張るぞー。